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環境ニュース[海外]

EPA ハドソン川の最終浄化計画に合意、住民参加を最優先に

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2002.02.13 【情報源】アメリカ/2002.02.01 発表

 2月1日、ホイットマンEPA長官およびJ.ケニー地域局長は、ハドソン川浄化計画に関する決定記録(ROD)に署名。健全なハドソン川にむけての大事な一歩を踏み出した。最終計画は、約15万ポンド(約67.5トン)のPCBを除去するために、ハドソン川上流の40マイル(64km)四方から265万立方ヤード(約203万立方メートル)の汚染された堆積物を浚渫することを求める。
 RODには、州および連邦法に従った、大気質および騒音に関するパフォーマンス基準が含まれている。このほか、浚渫の間の水中の浮遊物質レベル等に関するパフォーマンス基準は、公衆の意見を聴き、州および連邦の自然資源基金と協議した上で、来年策定される。
 また、RODは、ハドソン川の浄化に関するコミュニティ参加プログラムについても約束している。包括的な住民参加プロセスを構築するため、EPAは、職員、住民グループ、主な環境保護団体、そしてコミュニティ・プログラムを新鮮な目で見るため、一般市民を集める予定だ。EPAは、ハドソン川上流地域に現地事務所を創設し、コミュニティとの活動をコーディネートする上級マネージャーを配置することも明らかにした。【EPA】

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