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環境ニュース[海外]

ドイツ 再生可能エネルギー源による熱生産に対する助成が好調

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2009.10.13 【情報源】ドイツ/2009.10.01 発表

 ドイツ連邦環境省は、10月1日、再生可能エネルギー市場促進プログラムによる助成状況を発表した。
 これによると、2008年に改正され、拡張された市場促進プログラムは、金融危機においても、再生可能エネルギーに多くの投資をもたらすエンジンとなったという。4億ユーロの助成額から、30億ユーロの投資が実現し、地球温暖化対策だけでなく、雇用創出にもつながっている。
 また、過去12ヶ月間で、再生可能エネルギー源を用いた暖房システムに対する助成への需要が記録的に増加したという。前年よりも60%多い29万件の助成申請が提出されており、申請数が多すぎるため、申請者は長期間待機しなければならない状況である。
 連邦環境省の助成プログラムには、経済界や自治体も関心を持っている。特に、大規模な投資に対する助成が可能なドイツ復興金融公庫の再生可能エネルギー・プレミアムプログラムに関心が高い。今年、既に800件の熱供給網に対し、1億1500万ユーロの低利融資が実施された。また、地熱設備やバイオマス熱供給設備、大規模な熱貯蓄タンク、バイオガスを天然ガスの品質に浄化するための設備、バイオガス供給網に対しても、大きな需要がある。2009年1月から8月までの間に申請された融資総額は、約2億ユーロであり、過去の平均を大幅に上回っている状況である。【ドイツ連邦環境省】

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