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環境ニュース[海外]

オーストラリア ソーラー発電の買取制度がスタート

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2009.09.24 【情報源】その他/2009.09.10 発表

 オーストラリアで、ソーラーパネル設置への支援制度が9月10日からスタートした。8月20日に議会を通過した、再生可能エネルギー目標(RET)法制に基づき、電気事業者は再生可能エネルギー証書(REC)を購入することが義務付けられている。
 屋上にソーラーパネルを設置した家庭は、ソーラークレジットを通して、ソーラーパネルで発電された電気1メガワット時当たり5倍の再生可能エネルギー証書を受け取ることが可能。例えば、再生可能エネルギー証書の価格が40豪ドルとして、シドニーで設置された1.5キロワット規模のソーラー発電システムで、6200豪ドルを受け取ることができるという。証書の価格が50豪ドルなら、7750豪ドルの収入になる。
 ソーラーシステムの供給事業者は、多くの場合、ソーラークレジット収入を見返りとして、ソーラーシステムを値引きする予定。
 ソーラークレジットは、家庭、企業、地域のコミュニティグループが利用することが可能。また、屋上据付型のソーラーパネル、小規模風力発電小規模水力発電にも利用できる。この制度は遡って適用され、2009年6月9日以降に取り付けられたシステムが対象となる。
 なお、オーストラリア政府は、2020年までに電力の20%を再生可能エネルギーで供給するという目標を掲げており、RETはこの目標を達成するために設けられた制度の一つである。【オーストラリア環境省】

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