原油価格1バレル100ドル突破　国際エネルギー機関がエネルギー効率化を呼びかける

　原油価格の高騰を受け、国際エネルギー機関（IEA)は1月3日、エネルギー効率化を呼びかける声明を発表した。
　1月の第1週には、寒波、アメリカ等での在庫の減少といった短期的な要因に加え、地政学的な緊張の高まり、弱いドルを背景とした商品先物取引への資金の流入といった要因により、1バレル100ドルの大台を突破した。
　1バレル100ドルは象徴的な数字にすぎないが、各国政府、消費者に対して、エネルギー効率の改善に向けた対策を実施するよう強く呼びかけるものだ。こうした対策は既に実施可能であり、短期的には最も効果的である。長期的には、上流・下流セクターへの一層の投資が求められる。さらに、IEAは消費国に対して、代替エネルギー源への投資を増額すべきだ　としている。【国際エネルギー機関（ＩＥＡ）】

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