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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境省 企業の対外投資に関する環境ガイドラインを準備

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.11.13 発表

 ドイツ連邦環境省は、外国に投資を行うドイツ企業に対して、環境面への配慮を促すためのガイドラインを作成する。対外投資が、受け入れ国の環境保護政策に対して、重大な意義をもちうることは、ヨーロッパビジネススクール(European Business School)の研究プロジェクトにより実証されてきた。マレーシア、インド、中国での対外投資を対象としたこの研究によれば、環境に配慮した投資活動により、受け入れ国の環境保護システムが、整備もしくは強化されうるという。そこで、今回、こうした活動を促すためのガイドラインの作成が計画された。
 ガイドラインに盛り込まれる環境への配慮の具体例としては、投資企業による、環境技術の移転、環境マネージメントシステムの投入、様々なサービス供給網の環境適合性の改善などが想定されている。
 ガイドラインは、2002年のリオ+10会議で公表される予定。「リオ+10は、持続可能な開発のための世界規模の推進力を、新たに与えるものでなければならない。ガイドラインは、ドイツ経済界が、それに貢献するのを助けるだろう」と環境大臣は述べている。【ドイツ連邦環境省 】

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