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環境ニュース[海外]

フランス 建物エネルギー性能診断について調査結果を公表

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2007.09.13 【情報源】フランス/2007.08.30 発表

 フランスのコシュースコモリゼ閣外大臣(エコロジー担当)は8月30日、建物のエネルギー性能診断(DPE)が開始されてから初めての総括を行うため、環境・エネルギー庁のパパラルド長官と不動産取引業関係者を集めた。この機会に、DPEについての最初の調査結果が発表された。
 DPEは、2005年6月、ボルロー大臣(当時住宅担当大臣)によって策定され、2007年7月以降は、エコロジー持続可能な開発国土整備大臣により、全ての住宅の賃貸契約に適用が拡大されている。
 今回の調査によれば、不動者事業者の80%、公証人の93%はDPEを認識していた。また、不動産事業者の79%、公証人の77%はこの制度は意義があると評価している。一方で、住宅所有者の56%は、基準に特別な注意を払うことに同意すると宣言しているものの、関連工事を予定している人は僅か19%にとどまった。
 調査により、DPEが適用されるようになった1年弱の間に、広く知られるようになり、肯定的なイメージをもたれるようになってきた一方で、不動産分野でエネルギー革新を起こすためには、さらに努力が必要だという課題が明らかになった。【フランス エコロジー持続可能な開発国土整備省】

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