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環境ニュース[海外]

中国 天津:北方最大の再生資源総合利用モデル地区を建設

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2007.05.29 【情報源】中国/2006.12.18 発表

 第11次五ヶ年計画期間、天津市は30k平方メートル、3区域に集中して新エネルギー、新材料、環境産業を発展させることを計画した。新技術産業団地及び華苑2期事業では環境型電池・燃料電池などを開発し、津南環境産業団地では汚水処理など環境設備を開発し、静海子牙環境産業団地では国家7類廃棄物の解体とこれを基礎とする非鉄金属の高度加工を発展させ、中国北方で最大の再生資源総合利用モデル地区を建設する。第11次五ヶ年計画末までに、新エネルギー、新材料、環境産業の総生産額を210億元、年間成長率を33%に伸ばす。これは全市の総生産額の1.5%を占める。
 第11次五ヶ年計画期間、104億元を投じるよう計画している。その重点は[1]リチウム電池の生産能力拡大、電池付属部品の産業化、国家級リチウム電池研究開発センター電源検測センターの建設、燃料電池の産業化。[2]多結晶シリコン太陽電池、30MWの柔軟型非結晶シリコン太陽電池、特殊機能電池用の正負極材料の産業化レベルアップ。[3]ボイラー排煙脱硫設備、中水再利用設備、排気ガス浄化触媒など環境設備生産。[4]風力発電設備、有害廃棄物の焼却装置プロジェクト。[5]コンクリートブロック、シェール・粉炭を焼結したレンガ、廃タイヤで製造した微細ゴム粉、再生資源利用など総合利用プロジェクト――である。第11次五ヶ年計画末に、リチウムイオン電池・ニッケル水素電池の生産量をそれぞれ5億個とし、太陽パネル電池110MW、燃料電池(金属空気電池を含む)11万kVAh、電池正負極材料1万トン、専用高級絶縁膜材料1800万平方メートル、電解質200トン、建材化太陽熱温水板30万平方メートル、風力発電設備800MWの生産規模を構築する。【中国国家環境保護総局】

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