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環境ニュース[海外]

中国 省エネ知識・技術普及促進を目指し、上海科学省エネ展示ホールを無料開放

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2007.05.25 【情報源】中国/2006.07.28 発表

 7月22日午前、上海市科学省エネ展示ホールが開館し、胡延照副市長が開所式典でテープカットを行った。
 同展示ホールは上海市製造局路27号紫宇大廈の9階にあり、面積は約350平方メートル。展示ホールでは効率型エアコン、効率型照明、省エネ型エレベーター、外壁内保温、断熱アルミ合金中空窓、外窓フィルムなどの先進的省エネ技術を採用し、建築総合エネルギー消費は一般建築よりも36%低く、各指標は全て「公共建築省エネ設計基準」を超えている。
 展示ホールは家庭省エネ区、ビル省エネ区、工業省エネ区、交通省エネ区及び創造区の5区域に分かれ、学習ゲーム機もある。家庭省エネ区では省エネ家電製品を重点的に展示しており、省エネゲーム機を備え生活上の省エネ豆知識を宣伝している。ビル省エネ区では主に、建築保護構造及びエアコン省エネの成熟技術を展示し、具体的な模型や文章で省エネ技術を宣伝している。工業省エネ区はボイラー蒸気システムや電機駆動システムなどの省エネ技術を展示し、鉄鋼や石油化学などの産業の省エネ状況を説明している。交通省エネ区では、燃料電池自動車及びハイブリッド車の関連展示を行っている。創造区では、現在世界で流行している省エネメカニズムと理念の展示を行った。来館者は、ゲームコーナーでも省エネ知識を得られる。
 上海科学省エネ展示ホールは公益事業であり、集団予約で参観し、外部に無料開放している。開放時間は、平日二日間の午後と土日終日である。【中国環境報】

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