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環境ニュース[海外]

「世界水会議」開催

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2001.10.25 【情報源】ドイツ/2001.10.15 発表

 10月15日、ベルリンで開幕した世界水会議の冒頭の挨拶の中で、ドイツ環境大臣トリッテン氏は、水の国際的な自由貿易を支持する人々に対し、次のような発言を行った。
 「人類にとって、淡水の持続可能な利用と、良質で安全な水の供給は大きな課題となっている。水管理の権利を企業に手渡すことは出来ない」さらに、「質の良い安全な水の供給と持続可能な利用の仕組み作りは、自由化や民営化よりも優先されるべきものである」と強く訴えた。
 ドイツにおける水供給の自由化と民営化に関しては、現在のところ、品質保証と持続可能な利用の維持ができる形でのモデルケース作りが進められている。「信頼性のある水供給のために、拘束力のある国際的なルールづくりが必要である。このようなルール作りは、2001年12月3日から7日までボンで開催される第2回国際淡水会議及び、ヨハネスブルクで開催される持続可能な開発のための世界サミットに向けて、重要な意味を持つだろう。」と、トリッテン氏は、述べた。
 連邦環境大臣トリッテン氏の発言概要は、FAXで請求することが出来る。
 Fax番号 01888-305-2016
【ドイツ連邦環境省】

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