UNEP　インド太陽光発電融資プログラムが「エネルギーグローブ賞」受賞

　UNEPが取り組む、インドの太陽光発電融資プログラムが、国際的に有名な環境賞である「エネルギーグローブ賞」を受賞した。
　2003年、国連財団とシェル財団の支援を受け、UNEP、UNEPリソ・センターが、インドの2つの大銀行と提携して、4年間のインド太陽光発電融資プログラムを開始。電気網が整備されていない南インド地域の家庭用太陽光発電システム（SHS）用に資金を援助するため、消費者金融市場を設立した。
　このプログラムでは、金利の引き下げ、市場の発展の支援、太陽光発電事業者の認定も行われた。
　2003年には現金でしか取引されなかったために市場は小さかったが、現在は 20銀行 2000支店から融資を受けられるようになった。18,000世帯 10万人が支援を受けている。【ＵＮＥＰ】