危険施設に関する協議・調査を開始

　フランスのイヴ・コッシェ環境・国土整備大臣は、産業リスクに関する全国規模での検討の準備に当たり、次週から、工業界、組合、議員、環境団体など、主要関係者との協議に着手する。
　平行して大臣は、産業地区数カ所を訪問し、検討準備のため、地域関係者の意見を聞く。最初の訪問予定地は、ルーアン、リヨン、デュンケル。
地方における一連の会議は、リスクと住民の共存について、工業、組合、議員、境団体など地域関係者全体を集め、11月に予定される。
　なお、環境大臣と住宅・産業閣外大臣の提案に対し、首相は、検討準備をフィリップ・エシッグ氏（訳注：元国鉄総裁）に託した。地方会議における討議の再開は、全国関係者が集まる12月の会議の準備となる。検討結果は2002年の始めに首相に提出される。【フランス環境・国土整備省】