ドイツ　再生可能エネルギー市場促進プログラムの助成指針を発表　熱利用の促進を重視

　ドイツのガブリエル環境大臣は、1月8日、再生可能エネルギー市場促進プログラムの新たな助成指針を発表した。
　市場促進プログラムは、助成金と低利融資によって、再生可能エネルギーの熱分野における革新的な技術への投資を促進している。
　新しい助成指針では、助成対象となる太陽熱利用機器やバイオマスボイラーの細かな基準や金額が定められている。また、2007年は、大規模なバイオマスコジェネレーション及び地熱コジェネレーションに対する助成も実施される予定だが、そのためには欧州委員会の許可が必要となっている。さらに、2006年に申請したものの助成を受けることのできなかった申請者に対して、2006年の助成指針に基づいて助成を行うこと等が定められている。
　新助成指針は、連邦官報に掲載の後、1月半ばに施行される見込みである。【ドイツ連邦環境省】