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環境ニュース[海外]

野鳥生息地保護のため堤防建設に補助

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2001.09.18 【情報源】イギリス/2001.09.07 発表

 エリオット・モーリー田園地域大臣の発表によると、環境・食糧・地方事業省(DEFRA)は、ノース・ノルフォルクのブランチャスター・ウェスト・マーシュ(湿地)への海水氾濫を防ぐために、環境庁を通じて補助を行うことを決定した。この湿地は、ヨシゴイなど淡水に住む野鳥の生息地となっている。
 洪水防止スキームの中で、同省が、通常のクライテリアより環境配慮を優先して補助金を決定したのは、これが2例目となる。前回は、やはりノース・ノルフォルクのウェルズとバーナム・オヴァリーが対象であった。
 この補助金により、環境庁のノース・ノルフォルク海岸特定保護地域(SPA)一部保護事業にかかる経費、約40万ポンド(6800万円)のうち、75%をまかなうことができるという。
 エリオット・モーリー大臣は、「今回の決定は、国際的に指定された生息地を保護すべく、洪水防止スキームに、政府が例外的な取り扱いを行うという方針を示すものだ」と評価した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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