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環境ニュース[海外]

EPA・エネルギー省 家庭の電球をエネルギー・スター製品に替えるキャンペーンを開始

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2005.10.25 【情報源】アメリカ/2005.10.05 発表

 EPAのジョンソン長官とエネルギー省のボドマン長官は10月5日、「エネルギー・スター・電球を替え、世界を変えるキャンペーン」を開始することを公表した。両長官は、エネルギーを節約し、環境を保護するための重要なステップとして、家庭の電球をより効率的なものに替えるよう国民に強く勧めた。
 ブッシュ大統領は、ハリケーン・カトリーナ及びリタの被災地の救済や修復に必要なエネルギーが供給されるよう、国民に、燃料を保全することを求めている。もし、すべての家庭で、1つの白熱電球をエネルギー・スター・ラベルのついたものに交換すると、全国で6億ドル(660億円)のエネルギー費用、700万家庭の照明に相当するエネルギーが節約され、100万台の自動車に相当する温室効果ガスの排出が抑制されることとなる。
 エネルギー省とEPAは、今回のキャンペーンを立ち上げたのと同時に、国内の半数を超える知事とともに、10月5日を「エネルギー・スター・電球を替えようデー」とすることを宣言した。国民は、家庭の白熱電球や照明器具を、エネルギー・スター・ラベルのついたものに交換することを、オンラインで誓約することができる。
 また、照明は、平均的な家庭(照明器具30個以上)で、電気代の約20%を占めている。エネルギー・スターの電球や照明器具は、従来のものと比べて、エネルギー使用量が3分の1で済み、10倍の寿命があることから、家庭のエネルギー費用の節約に役立つ。1つの電球で、最大25ドル(2750円)の節約が可能である。
 今回のキャンペーンは、7月に公表された「家庭のエネルギー効率性に関するパートナーシップ」に関する最初の主要な取り組みのひとつである。【EPA】

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