一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

森林基本法成立−温暖化防止も盛り込む

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2001.08.08 【情報源】フランス/2001.06.27 発表

 フランスの森林政策の基本的事項を定める「森林基本法(Loi d’orientation sur la foret)」が、6月26日国会を通過し、7月11日付けで官報に掲載された。
 同法は、森林の多面的機能を考慮し、持続可能な管理のあり方を提示する。環境保全から地域経済の発展まで、森林の関わる幅広い問題に配慮することとし、「森林政策は、雇用の確保と促進、温暖化防止、生物多様性保全、土壌や水の保護、自然災害予防その他の政策の実施、特に地域発展に寄与する。また、気象現象や気候変動に配慮する」という条文が盛り込まれた。
 また、同法では、新たな手法として、森林所有者や管理者に対する森林管理規制、林業振興策なども盛り込まれている。
 Jean Glavancy農水大臣は、「森林基本法は、何年にもわたり、森林や、森林の多面的機能(社会的、環境的、経済的)と結びついた職業に大きな変革をもたらすであろう」と評価した。
(フランス農水省プレスリリース6月27日付)
【フランス農水省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク