一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EPA ハイドロリック・フラクチャリングによる地下水汚染事例を募集

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2001.08.06 【情報源】アメリカ/2001.07.27 発表

 EPAは、ハイドロリック・フラクチャリング(hydraulic fracturing)が地下水に与える影響の可能性に関する調査を進めているが、その一環として、石炭層のメタン井(coalbed methane wells)で、ハイドロリック・フラクチャリングによって地下水が汚染されたと見られる事例のデータ、報告を募集している。
 ハイドロリック・フラクチャリングとは、石油やガスの産出の際に使用される方法の一つで、高圧の水等を利用して、岩盤等に大きなフラクチャ(割れ目)を作り、石油やガスの産出率を増加させるものである。
 1998年、石油やガスを所轄する州の機関が、地下水保護委員会(GWPC)の調査を通じ、ハイドロリックフラクチャリングは飲用水源である地下水の汚染を引き起こしていない、と報告してきた。今回、GWPCの調査をフォローアップするため、EPAは情報を募集している。
 EPAは、汚染の事案に関するデータおよび報告を、今回の情報提供要求が連邦官報に掲載された日から30日の間受け入れることとしている。連邦官報による通知は、EPAの水局ホームページ(の"What’s New"をクリック)において近日中に入手が可能となる。【EPA】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク