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環境ニュース[海外]

EPA 自動車組立プラントのエネルギー・パフォーマンス指標を開発

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2005.07.11 【情報源】アメリカ/2005.06.21 発表

 EPAは6月21日、自動車業界と協力して開発した「エネルギー・スター自動車組立プラント・エネルギー・パフォーマンス指標」を公表した。
 これは、自動車製造業を対象とした「エネルギー・スター産業フォーカス」の一環として策定されたものであり、自動車組立プラント全体のエネルギー使用に関するベンチマークとなるものである。EPAが、製造施設について、こうした評価システムを策定したのは初めてである。この指標は、戦略的なエネルギー管理を実施するために不可欠なステップとなり、これによって、企業が、あるプラントにおいて、業界全体との比較でどれほど効率的にエネルギーが使用されているか、またよりよいエネルギー・パフォーマンスを期待することができるかを判断することが可能になる。
 自動車組立プラントのエネルギー効率性は、1から100までのスコアで表され、業界の平均的なプラント、および「効率的」なプラントとの比較がなされる。EPAは、効率的なプラントのスコアは、75以上と定めている。企業のエネルギー担当者は、組立プラントのエネルギー使用の削減に係る目標を立て、企業のエネルギー費用をより適切に管理することが可能となる。
 なお、「エネルギー・スター産業フォーカス」は、自動車、セメント、製薬、とうもろこし精製、石油精製などの業種を対象としている。【EPA】

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