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環境ニュース[海外]

UNEPテプファー事務局長 国際生物多様性の日のメッセージ ミレニアム生態系アセスメント2つ目の報告書も公表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2005.06.01 【情報源】国連/2005.05.19 発表

 5月22日は、国際生物多様性の日として、毎年祝われている。2005年は、ミレニアム生態系アセスメントの2つ目の報告書「生態系と人類の幸福 生物多様性条約に関する総合報告書」も合わせて発表され、UNEPのテプファー事務局長がお祝いのメッセージを披露した。
 テプファー事務局長は、メッセージの中で、2005年に、国連ミレニアム開発目標(MDG)の評価のために国家元首らがニューヨークに集結することにふれ、MDGの第7目標「環境の持続可能性の確保」の重要性を説いた。
 ミレニアム生態系アセスメントの新たな報告書「生態系と人類の幸福」では、過去50年の間に、人間活動によって、人類史上かつてないほど急激に生物多様性が変化したことが指摘されている。同報告書では、近代的な漁業の幕開け後、世界の漁業資源が9割も減少したこと、両生類の3分の1、哺乳類の5分の1及び針葉樹の4分の1が絶滅の危機に瀕していることが示されている。
 これを受け、テプファー事務局長は、今、まさに生物多様性の尊重に向けた行動をとる必要があり、より高いレベルに立って、早急に、科学を政治につなげていかなければならない と訴えた。【UNEP】

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