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環境ニュース[海外]

農耕地での野生生物保護・増殖事業に補助

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2001.07.18 【情報源】イギリス/2001.07.09 発表

 エリオット・モーリー田園地域大臣は、減少しつつある農地の鳥や植物に新たな生息地を用意しようと、3年間の試験的プロジェクトを開始、農耕地の野生生物生息地化を目指すと発表。農家は、各自の農場周辺に野生生物専用地を確保したり、野生植物の種をまいたりする場合、その費用を申請することができる。
 今回の計画は、東アングリアと西ミッドランドでのプロジェクトの成功を受けたものである。これらの地方では、それまで減少にあった農地に生息する鳥、例えば、タゲリ、アオカワラヒワ、タヒバリ、ツグミなどに増加の兆しがみられた。また、珍しい種類の里地の植物も数多く確認され、これはマルハナバチの増加が1つの影響と考えられる。
 欧州委員会の承認を得られれば、このプロジェクトは来年1月から起用される。資金は今後6年間で5,100万ポンド(86億7000万円)から1億2,600万ポンド(214億2000万円)へ増額される予定。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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