一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

洋上風力発電研究プラットフォームの所有権が連邦に移行

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2005.05.13 【情報源】ドイツ/2005.04.18 発表

 ドイツ連邦環境省の委託により約1年半にわたって北海上で運営されている洋上風力発電研究プラットフォームFINO 1の所有権が、4月18日、連邦政府に移行された。FINO 1は、ドイツにおける洋上風力発電研究のパイオニアとして、多くの成果をもたらし、洋上風力発電利用開始の条件整備を整えている。
 FINO 1は、2003年夏に建設された。ボルクム島から約45キロメートル北部の洋上に、国際的にも類のない革新的な研究条件を作り上げている。プラットフォームそのものは鋼鉄でできており、高さは約130メートルである。ここで、風況、海流、そして風や波による建造物への影響などの調査が実施されている。さらに、ウィンドパークの鳥類や魚類への影響に関する調査も実施されている。
 また、4月22日、連邦環境省とメクレンブルク・フォアポンメルン州政府は、バルト海上に、2番目の研究プラットフォーム(FINO 2)の建設を行うことに合意した。研究プロジェクトの第一段階に対し、連邦環境省は324万ユーロ(約4億4000万円)、同州は126万ユーロ(約1億7000万円)を拠出する。FINO 2は、ルーゲン島から約40キロメートル北部の洋上に建設され、高さ約100メートルのものになる予定。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク