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環境ニュース[海外]

中南米3国、UNEPクリーン・シー・キャンペーンに参加

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2019.04.02 【情報源】国連/2019.03.15 発表

 国連環境計画(UNEP)は、カリブ海のアンティグア・バーブーダとトリニダード・トバゴ、南米のパラグアイが、海洋プラスチック汚染対策を進めるUNEPのクリーン・シー・キャンペーンに参加したと発表した。3国は、ナイロビで開催された第4回国連環境総会で正式に参加し、これで同キャンペーンへの参加国は世界全体で60か国、中南米・カリブ地域では20か国となった。
 アンティグア・バーブーダは、2016年にカリブ地域では初めて使い捨てプラスチック袋の禁止に踏み切り、現在はポリスチレン製品の規制やリサイクル能力の増強に取り組んでいる。同じく島国のトリニダード・トバゴも廃棄物の管理システムや分別への意識向上を進めている。海はないが世界最大級の水量を誇るグアラニ帯水層を持つパラグアイは、首都アスンシオンを起点に汚れた河川のクリーン活動を開始しており、3国とも地球規模の水資源保護に意欲を示している。クリーン・シーは、2017年にUNEPが立ち上げ、各国政府にプラスチック削減政策を、産業にはプラスチック包装削減と適切な製品設計を、消費者には使い捨て文化を改めるよう呼びかけている。【国連環境計画

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