一般財団法人環境イノベーション情報機構
国連、2017年6月の海洋会議に向け各国の自主的約束のウェブサイトを開設
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2017.03.06 【情報源】国連/2017.02.15 発表
国連は、持続可能な開発目標(SDG)14「持続可能な開発のために海洋資源を保全し、持続的に利用する」の達成へ向けた取組を加速することを目的として開催される国連海洋会議に向け、各国の自主的約束のためのサイトを開設した。同会議はスウェーデンとフィジーの共催によって2017年6月5〜9日にニューヨークで開催され、海洋汚染、乱獲、海洋酸性化、気候変動と関連する海水温の上昇について協議する見込み。これに先立って国連はSDG14に関する自主的約束の登録を呼びかけている。同サイトには、既にスウェーデン、国連環境計画(UNEP)、NGOのピースボートが自主的約束を登録しているという。同サイトは同会議の閉幕まで利用できる。スウェーデンのイサベラ・ロウィン副首相は、「新たな事を議論する必要はなく、既に合意したことを実行に移すのみ」とし、フィジーは小島嶼国にとって海洋の持続可能性が重要であることを指摘して自主的約束を促した。【国連】