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環境ニュース[海外]

国連環境計画、アジア太平洋地域でオゾン層破壊物質の削減を支援

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2016.01.14 【情報源】国連/2015.12.28 発表

 国連環境計画(UNEP)は、オゾン層破壊物質であるハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)の段階的削減のためにアジア太平洋地域で実施している支援の成果を報告した。UNEPは、そのモントリオール議定書遵守支援プログラムを通じて、冷蔵庫やエアコンなどの冷媒を取り扱う技術者向けの研修を提供している。2012〜2015年には、非公式部門の技術者を中心に約2200人の技術者の研修を実施したという。研修以外にも、協定のための高官レベルの政治的支援、官民パートナーシップの構築、各国のオゾン対策部局間の情報交換、能力開発、発展途上国と先進国の間での知見の共有などの支援を行っているという。これらの支援により、アジア太平洋地域ではHCFCを2009〜2010年のベースラインから18%削減し、各国の削減目標を達成できたという。また、クロロフルオロカーボン(CFC)、四塩化炭素(CTC)、メチルクロロホルムの早期削減にもつながったという。【国連環境計画

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