20カ国の環境大臣・エネルギー大臣が円卓会議を開催

　先進国・途上国の20カ国の環境大臣・エネルギー大臣が一同に会する初の円卓会議が、3月15日・16日、イギリスのロンドンで開催された。
　会議では、これから50年間、気候変動問題に取り組んでいくための低炭素型エネルギーシステムの構築について話し合われた。大臣らは、CO2排出削減のために、エネルギー効率化、再生可能エネルギー、クリーン燃料技術、水素、及び炭素隔離・貯蔵が重要な役割を果たすという意見で一致した。
　なお、会議に参加した韓国、メキシコ、カナダの3カ国は、新たに「再生可能エネルギー・エネルギー効率化パートナーシップ（REEEP）」に加盟した。
　今後、イギリスは、新しい低炭素技術について、協力とネットワークづくりを進めるため、「エネルギー・研究革新ワークショップ」を開催する予定である（5月11日・12日、オックスフォードで開催）。【イギリス環境・食糧・地方事業省】