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環境ニュース[海外]

EPA 小児に対する化学物質のリスク評価事業を開始

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.07.10 【情報源】アメリカ/2001.06.29 発表

 EPAのホイットマン長官は、6月29日、よく使用されている20種類の化学物質について、小児への健康リスクの可能性を評価するための情報を提供することを、36の化学メーカーが約束した、と発表した。 EPAのホイットマン長官は、6月29日、よく使用されている20種類の化学物質について、小児への健康リスクの可能性を評価するための情報を提供することを、36の化学メーカーが約束した、と発表した。
 これらの化学物質の健康および安全性に関するデータは、EPAが2000年12月に公表した「小児に対する化学物質の自主的評価プログラム(Voluntary Children’s Chemical Evalution Program)に基づいて作成される。
 同長官は、「このプログラムが首尾よく立ち上げられたことを嬉しく思う」と述べた上で、「政府、企業および支援者とのパートナーシップによって、重要な成果が得られるだろう」と期待を示した。
 今回のプログラムにおいて対象とされた化学物質は、ヒトの組織において確認されており、飲用水または屋内大気中に存在する可能性があることが明らかにされている。これらの化学物質のうちいくつかのものは、プラスチック、繊維、潤滑油、洗剤、薬といった、家庭でよく使用される製品の製造に用いられている。こうした物質については、小児に対し何らかの健康に関するリスクが存在するかどうか、これまで適切な評価が行われてこなかった。最初の評価は、2002年夏にEPAに提出されることとなっている。【EPA】

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