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環境ニュース[海外]

EPA ディーゼル・エンジン改良事業に補助金を交付

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2005.03.15 【情報源】アメリカ/2005.02.23 発表

 EPAのジョンソン長官代理は2月23日、ディーゼル・エンジンの改良事業に対し、160万ドル(1億6800万円)の補助金を交付することを公表した。EPAの新たなクリーン・ディーゼル・キャンペーンの一環となる今回の補助金によって、18件のディーゼル改良事業に対して、資金が提供される。
 EPAのクリーン・ディーゼル・キャンペーンによる補助金は、建設機械、農業用機械、港湾機械、ゴミ収集車、機関車、消防車、救急車など幅広い対象をカバーするものである。補助金受給者は、全国各地の大小のコミュニティにある者で、対象となる事業に対し、追加的な資金ないし役務を提供することとなっている。いずれの事業も、ディーゼル排気ガスの影響を特に受けやすい人々(子供、高齢者、慢性疾患の患者など)に対して、汚染の影響を削減するのに役立つものである。
 クリーン・ディーゼル・キャンペーンは、2014年までに、既存及び新規のディーゼル・エンジンからの排出を削減する、規制的取組みと自主的取組みとの組み合わせから構成される。すなわち、規制的取組みとしては、新規のエンジンおよび燃料に対する最も厳格な排出基準を設定し実施すること、また、自主的取組みとしては、改良、クリーン燃料、アイドリング削減、その他の汚染削減措置による、既存車両からの排出削減が進められる。【EPA】

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