エルベ川流域、国境を越えた洪水防止策を2009年までに策定へ

　第3回国際エルベ川大臣会議が、3月3日、ドイツのドレスデンで開催され、エルベ川の洪水防止のために、2006年までに監視プログラムを、2009年までに国境を越えた統一的な計画を策定することが合意された。
　この計画により、地域レベル、国際レベルで、河川の自然機能を生かした生息空間の回復と確立、さらに、有害物質による負担を削減することが求められる。これは、2015年までに水の状態を生態学的に健全なものにすることを定めた「EU水枠組み指令」を達成するためにも必要不可欠な計画である。【ドイツ連邦環境省】