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環境ニュース[海外]

UNEP 公共交通機関の利用を呼びかけるテレビ広告キャンペーンを開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.02.25 【情報源】国連/2005.02.08 発表

 UNEPと国際公共交通連合(UITP)は、新しいテレビ広告キャンペーンを通じて、公共交通機関の利用による環境上のメリット、ライフスタイル上のメリットを促進する試みを開始した。
 このテレビ広告は、30秒の長さで、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語が用意されている。2月10日から、よりBBC、CNN、CNBC、ブルームバーグTV、ナショナル・ジオグラフィック・ディスカバリー・チャンネルなどで放送される予定である。「世界はあなたのHOME、世界に気を配って(The world is your home. Look after it)」という標語を掲げた広告キャンペーンは、京都議定書の発効日(2005年2月16日)とも同時期になる。
 運輸部門からの温室効果ガス排出量は、他のどの部門からの排出よりもハイペースで増加しており、ヨーロッパにおける排出量の30%を占めるとされる。ヨーロッパにおける自動車利用の50%は、5キロ以内という近場での利用と推計されており、今回のテレビ広告は、公共交通機関の利用を呼びかけることを目的としている。【UNEP】

(プレスリリースのページより、テレビCMを見ることが可能)

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