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環境ニュース[海外]

ディーゼル微粒子除去装置を装備したディーゼル車への自動車税制優遇措置に前進

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.02.18 【情報源】ドイツ/2005.02.02 発表

 ドイツのトリッティン環境大臣とアイフェル財務大臣は、2月2日、EU指令の基準(微粒子排出量が5mg/km)を満たすディーゼル微粒子除去装置を装備したディーゼル車に対する税制優遇措置について協議し、2006年以降、該当車両に対し、最高350ユーロ(4万7250円)までの税制優遇措置を講じることで合意した。自動車税に関しては、州政府の所轄財源となっているため、今後、州政府との協議が必要になる。また、優遇装置導入による自動車税収の減額は、優遇期間(2年間)で約10億〜15億ユーロ(1350億円〜2025億円)に上ると見られる。なお、連邦政府と自動車業界との合意で、2008年1月1日以降、ディーゼル微粒子除去装置を装着していないディーゼル車の販売は行われないことになっている。
 合意内容は次のとおり。
●自動車税の税制優遇額は、ディーゼル微粒子除去装置付きディーゼル車の購入に対しては350ユーロ(4万7250円)、追加で装着した車に対しては250ユーロ(3万3750円)。
●税制優遇期間は2006年1月1日から2007年12月31日。2005年内に購入された該当車に対しても優遇。
【ドイツ連邦環境省】

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