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環境ニュース[海外]

EPA フォード社とクリーン・ディーゼル技術の試験を実施

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.02.16 【情報源】アメリカ/2005.01.28 発表

 EPAとフォード・モーター社は、「クリーン・ディーゼル燃焼(CDC)」と呼ばれる、新しい排気ガス制御技術の商業上の利用可能性を改善し、これに関する試験を実施する。これは、この技術の検討に関して両者の間で結ばれた、調査協定の第2段階にあたる。
 CDCは、新しいクリーン・ディーゼル技術の一つであり、自動車、スポーツ用多目的車およびトラックの燃料効率を改善し、あわせてEPAの排気ガス基準に適合するものである。燃焼過程でNOxを発生させない新たなディーゼル燃焼プロセスの開発により、CDCはEPAのNOx基準を満たす。
 クリーン・ディーゼル技術が搭載されたフォード社のギャラクシー・ミニバンは、EPAのNOxに関する排出基準(1マイル当たり0.07グラム)に適合する一方で、ガソリン車のミニバンより30−40%燃費が良いことが実証された。
 現在、アメリカ内において、ディーゼルエンジンを搭載した乗用車は1%に満たない。しかし、今後、CDCなどのクリーン・ディーゼル技術によって、より多くの消費者が、燃費の良さ、耐久性、パフォーマンスといったディーゼル車のメリットを享受できるようになるだろう。ディーゼルは、ガソリンよりも25−40%燃料効率がよいとされている。【EPA】

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