一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ドイツ環境省 狂牛病と土壌の関係に関する国際専門家会議を主催

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.12.19 発表

 連邦環境省は、12月18日、土壌と狂牛病の関係に関する国際専門家会議を主催した。狂牛病病原体の土壌内での生存可能性や活動のあり方、土壌を介しての病原体食物連鎖の可能性等について、学術知識が交換された。
 会議に出席した学者の見解によれば、狂牛病と土壌の関係に関する現時点の学術知識は、未だに不十分なものであり、土壌以外の媒体が、感染経路として重要な役割を果たしていることをかなりの程度で肯定しうるものの、土壌が感染源として作用していないとは断定できないという。したがって、会議では、狂牛病と土壌の関係に関する研究を強化するよう推奨された。この点に関して、連邦環境省は、既に、研究事業計画を作成し、2001年の環境研究計画に盛り込んだ。また、会議でのその他の提案についても、環境省の研究事業の中でとりあげるとともに、他省との調整作業を進めていく予定である。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース