一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 粒子状物質の研究に関する報告書を公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2004.09.27 【情報源】アメリカ/2004.09.09 発表
EPAは9月9日、「粒子状物質研究プログラム:5年間の進捗」と題する報告書を公表した。この報告書は、EPAの科学者や研究補助金を受領した大学、その他の研究機関が進めてきた、粒子状物質に関する研究の成果をとりまとめたものである。EPAは、1997年、数多くの疫学調査に従い、粒子状物質に関する全国大気質基準(NAAQS)を改正し、直径2.5ミクロン以下の粒子状物質(PM2.5)に関する新たな基準を設定した。
1997年から開始された研究では、PM2.5への暴露が、呼吸器系疾患、心肺の疾患による入院、早死の増加と関連があるといった初期の知見が確認されている。【EPA】