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環境ニュース[海外]

UNEP POPs条約が5月17日に発効

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2004.06.01 【情報源】国連/2004.05.14 発表

 残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約が、5月17日に発効した。同条約は、PCB類、ダイオキシン、フラン、及び危険性の高い9種類の殺虫剤という、12種のPOPsの廃止・削減を目指すものである。
 第1回目の締約国会議は、2005年5月の第1週目に、ウルグアイのプンタ・デル・エステで開催される予定。会議では、非意図的に生成される発ガン性化学物質(ダイオキシンやフラン)の削減・廃止、DDTより安全で効果的な代替物質によるマラリア地域の支援、途上国における実施計画の策定支援、自然界・人体・動物の体内におけるPOPsのレベルの測定・評価、POPsリストに新たに追加すべき化学物質の評価を行うレビュー委員会の設立、「環境のためのベスト・プラクティス」と「利用可能な最善の科学技術」を促進するためのガイドラインなどについて話し合われることとなっている。【UNEP】

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