一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 廃棄物リスク・地下水汚染浄化目標を達成した施設が1000ヵ所に
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2004.05.20 【情報源】アメリカ/2004.05.05 発表
ダウ・ケミカルのテキサス州ラ・ポートの施設が、5月4日、EPAの環境進捗指標を達成した1000番目の施設となった。環境進捗指標イニシアティブは、資源保全回収法(RCRA)の是正措置プログラムの下で実施されている。環境進捗指標は、(1)廃棄物からの環境リスクへのヒトの暴露、および(2)汚染された地下水の移動 という2点をコントロールするためのもので、現実的で達成可能な浄化目標を示すものである。
今日まで、資源保全回収法の是正措置の対象となる、優先順位の高い指定施設(1714施設)のうち、74%がヒトの暴露に係る現行の目標を達成し、63%が地下水に係る現行の目標を達成している。EPAは、2005年までに、これらの施設の95%においてヒトの暴露がコントロールされること、また70%において地下水がコントロールされることといった目標を掲げている。【EPA】