環境対策により公的機関は10億ユーロ規模の費用削減が可能

　ヴッパータール研究所及び行政学研究所は、研究報告書「公的機関における環境対策による経済的インセンティブ～現状と戦略～」を発表した。これは、ドイツ連邦環境庁の委託を受けて実施された研究であり、公的機関において、特に省エネ、節水、廃棄物対策において、十分な経費削減効果があるとする研究結果が出された。エネルギー費や燃料費は10～20％削減でき、各分野を合計すると10億ユーロ（1200億円）の規模の費用削減が可能であるという。連邦環境庁は、環境管理・環境監査スキーム（EMAS）を既に導入しており、連邦環境省も近く導入を予定している。

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【ドイツ連邦環境省】