一般財団法人環境イノベーション情報機構
ベルリンで最新のディーゼル微粒子除去装置を導入した公共バスが走行開始
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2004.02.20 【情報源】ドイツ/2004.02.05 発表
2月5日、ベルリン交通は、最新のディーゼル微粒子除去装置を装備し、かつ騒音の少ないディーゼルバス25台を導入した。これらのバスは、非常に厳しい環境基準が定められているEUのEEV(Enhanced Environmentally Friendly Vehicle)を、ヨーロッパで最初に実現したものとなる。ベルリン交通のこの取組みは、ドイツ連邦環境省による近距離公共交通における環境対策のためのパイロットプロジェクトの一環。既に、昨年、フランクフルト・オーデル市において、天然ガスによる公共バスの走行が始まっている。ハノーバー市で行われているプロジェクトと合わせ、合計250万ユーロ(3億2500万円)がパイロットプロジェクトに投資されている。近距離公共交通における環境概念の確立、並びに今後適用される厳しいEU大気保全基準に対応することを目的としている。【ドイツ連邦環境省】