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環境ニュース[海外]

全米科学アカデミー EPAの大気質管理政策を評価する報告書を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2004.02.13 【情報源】アメリカ/2004.01.29 発表

 全米科学アカデミーは、大気浄化法に基づくEPAの大気質管理政策について、調査報告書を公表した。報告書は、EPAによる同法の実施の進展、及び1970年代初頭からの大気質の改善を認めている。特に、産業施設や自動車・トラックに対する規制の結果、汚染物質の排出が削減されたこと、及び排出削減にあたっての「キャップ・アンド・トレード・プログラム」の有効性が強調されている。
 この上で、報告書は、大気質の改善に向けた幅広い勧告を行っている。このうちの多くは、近年EPAが採ってきた方向性を補強するものである。例えば、汚染物質の排出規制に当たっての、統合的な複数汚染物質アプローチの開発や、「キャップ・アンド・トレード」プログラムの採用などである。報告書は、大気質管理システムの大半は適切なものであり、今後も継続されるべきであると指摘している。
 EPAは、これらの勧告について、注意深く検討することとしている。【EPA】

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