一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA トラック・機関車のアイドリング削減に向けたガイダンスを公表
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2004.02.02 【情報源】アメリカ/2004.01.16 発表
EPAは、トラックや機関車のアイドリング時の汚染排出削減技術、またはアイドリング防止技術の導入に向けたインセンティブを与えるため、2つのガイダンスを公表した。トラックや機関車のアイドリングにより、毎年、12億ガロンのディーゼル燃料が消費され、これにより20万トン以上のNOxが排出されているとEPAは見積もっている。
新しいガイダンスによって、州や地方自治体の環境担当部局は、アイドリングによる排出削減が、粒子状物質または地上レベルオゾンに係る全国大気質基準の達成にどれほど寄与するか数値化できるようになる。また、もう1つのガイダンスは、EPAの新規発生源審査許可プログラムによる要求事項の達成に、かかる削減がどれほど用いられうるかを説明するものである。【EPA】