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環境ニュース[海外]

2003年夏の発電調査委員会の結果

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2004.01.30 【情報源】フランス/2004.01.15 発表

 2003年夏、フランスの主要河川で水温が異常に上昇した際、政府は、電力供給のため、フランス電力の発電施設の一部に対し、8月12日から9月30日まで、本流還元水の冷却義務違反を容認した。
 例外的な排水が水生環境に重大な影響を与えたかどうかを検証する必要から、8月19日、バシュロナルカン エコロジー持続可能な開発大臣は、調査委員会(委員長:アンドレ・グラモン前漁業最高会議議長)を設置。分析とまとめの作業が2003年の下四半期に行なわれた。1月15日、この委員会の検討結果が、公式に同大臣に提出された。
 同委員会は、排水による環境への具体的な影響は指摘しなかったが、水温が上昇する期間中、水の管理を組織化し、統合する必要があることを明らかにした。こうした方向で、政府担当と産業関係者は、2004年夏前に行動計画を作成する。同委員会はまた、環境に関するより詳細なデータを収集する必要性を強調した。水量や水温の他に溶存酸素量、光合成などを考慮する必要がある。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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