EU新化学物質規制案に関する懇談会を開催

　1月6日、イギリス環境・食糧・地方事業省のアラン・マイケル大臣と科学・革新担当のセインズブリー大臣は、EU新化学物質規制案（REACH）をめぐって、産業団体、労働組合、環境団体、動物愛護団体の代表らと会談した。
　イギリス政府は、今年後半、REACHに関する協議文書の発表を予定しているが、この会談はそれに先立って行われたもの。REACHは、ヒトの健康と環境の保護のため、化学物質に関する情報を充実させていくことを目指しており、政府はこの目標を支持する意向だ。　アラン・マイケル大臣は、「REACHの目標を達成するためには、機能するような制度にしなければならない。また、イギリス産業界の競争力を保ちながらも、動物実験の最小限化を確かなものにするべきだ」と述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】