フランス環境省　フェア・トレード週間に協力

【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2001.05.16 【情報源】フランス／2001.05.04 発表

　フランス環境・国土整備省は、公正貿易憲章（訳注:スローガンはTrade, Not Aid）に基づき、フランスで実施されるフェア・トレード週間への協力を決定した。同省は、公共団体も、市民も、環境にやさしいものを購入（輸入）し、また環境に配慮しないものを購入（輸入）しないようにすることで、持続可能な開発が一層進展すると考えている。
　公共団体に対して、環境にやさしい行動の普及を目指す「グリーン化」政策の精神に基づき、社会的、環境的に重要な意義のあるこの活動を普及するため、フェア・トレード活動が環境行政の中でも予定されている。
　5月4日から13日、マックス・ハベラー協会は、パリ、セギュール通りの官庁レストラン利用者（1000食/日）に対し、指定輸入業者が供給する協会ラベルのついたコーヒーの試飲を提案する。
　5月9日および10日、環境友の会は、公正貿易憲章を尊重して、生産・販売される工芸品の輸入業者2社（ｌ’enterprise Andines及びArisans du Monde）を受け入れる。
　フランス環境・国土整備省は、1997年より、フェア・トレード・コーヒーを一部購入しており、持続可能な開発に関する教育を優遇する目的で、マックス・ハベラー協会を支持している。
　e-mail :plate-home@commercequitable.org
【フランス環境・国土整備省】