EU水枠組み指令を国内法制化へ

　12月11日、EU水枠組み指令をイギリス国内で法制化する規則案が議会に提出された。規則案では、(1)河川、湖沼、河口、沿岸及び地下水の水質を2015年までに保護し、改善すること、(2)湿地を保護するとともに、水に関する他のEU法令の要求も考慮すること、(3)流域ベースでの政策や計画の統合、及び政策や計画の策定に当たっての十分な公衆参加などが盛り込まれている。
　エリオット・モーレイ環境大臣は、規則を歓迎するとともに、同規制に続いて2015年までに実施する対策のリストを公表した。また、同省のウェブサイトにおいて、規制による影響の評価、水枠組み指令についての最近の協議に対するコメントや、それに対する政府からの回答なども公表した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】