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環境ニュース[海外]

EPA長官 初の職員訓辞 バランスと協働を強調 大気浄化を重視

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.12.16 【情報源】アメリカ/2003.12.02 発表

 EPAのマイク・リーヴィット長官は12月2日、同庁の職員に対して演説を行った。
 長官は、ラテン語で「均衡に向かうこと」を意味する「エンリブラ」(Enlibra)と呼ばれる環境思想に触れ、「エンリブラ」の8つの原則が、環境問題を眺める際のプリズムとなると述べた。「エンリブラの原則は正に常識であり、他の多くの人もそれぞれ同じ結論に達する。・・・常識の価値、特に紛争への対処法としての常識の価値を軽んじてはいけない」と語った。
 長官は、また、アメリカ史上で最も効果的に大気質を改善するとして、大気浄化のための500日計画の概要を説明した。具体的には、クリア・スカイ法に基づくキャップ・アンド・トレード制度の支援、8時間オゾン非達成地域での対策の実施、オゾン・粒子状物質基準の遵守の確保、発電所から排出される水銀対策、非道路車両用ディーゼルエンジンに対する厳格な規制の実施、などが盛り込まれている。
 また同氏は、「西部地域大気パートナーシップ」を地域での協働の成功例として引用し、協働的プロセスと、そこにおけるEPAの招集者としての役割とが重要であるとした。【EPA】

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