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環境ニュース[海外]

ロッテルダム条約 2004年2月24日に発効

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2003.12.12 【情報源】国連/2003.11.27 発表

 「有害化学物質の貿易における事前同意手続きに関するロッテルダム条約」が、第50番目の締約国、アルメニアの批准を受け、2004年2月24日に発効することとなった。この条約は特定の有害化学物質の貿易に当たって、輸入国から事前に同意を得ることを求めるもの。DDTなど32種類の農薬、有害化学物質が事前同意手続きの対象となっている。
 現在、世界で約70,000種類の化学物質が市場に出回っているが、先進国で禁止、あるいは使用が制限されている農薬が、途上国で販売・使用されている例も多い。この条約によって、締約国、特に途上国は、国民を守り、化学物質の管理を強化するための手段を得ることになる。
 第1回目の締約国会議は、2004年後半にジュネーブで開催される予定で、有害化学物質リスト、化学物質評価委員会の設立、運営手続の採択、紛争解決・遵守・資金ルール、条約事務局の準備などについて話し合われる。【UNEP】

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