一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 全国スマートな成長達成賞の受賞者を発表
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.12.05 【情報源】アメリカ/2003.11.19 発表
EPAは11月19日、5つのコミュニティに対し、「全国スマートな成長達成賞」を贈呈した。スマートな成長の考え方に基づく開発とは、オープン・スペースや緑地の保全および重要な生息地の保護、交通手段の改善、ブラウンフィールドの再開発の促進、汚染排水の削減などにより、国の環境目標の達成を支えるものである。
今回は、31の州とワシントンD.C.から112の応募があり、スマートな成長を効果的に達成したか、模範と成り得るか、市民や利害関係者の参加・パートナーシップのレベルはどうか といった観点から、5つのカテゴリー(総合優秀部門、建設事業部門、政策・規制部門、コミュニティ教育部門、公立学校部門)ごとに受賞者が決定された。このうち、総合優秀部門は、ミネアポリス−セント・ポール地域のメトロポリタン・カウンシルの、快適コミュニティ・プログラムが選ばれた。同カウンシルでは、都市部の106の行政区域に対し、総額で1億ドル(120億円)近くの補助金を交付してきた。補助金は、ブラウンフィールドの再活性化、複合施設の建設などに用いられてきた。【EPA】