一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA ディーゼル車両の改良に向け フェデックス子会社と協力
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.10.31 【情報源】アメリカ/2003.10.16 発表
EPAは、自主的ディーゼル改良プログラムの一環として、ディーゼル・トラックの改良を目指し、フェデックス運輸(フェデックス社の子会社)と協力していくことを明らかにした。同プログラムの中では、初めて民間会社との協力に基づいた取組みとなる。1年間のパイロット事業では、ディーゼル・トラックの改良型排出抑制技術の効果を実証する予定である。フェデックス運輸は、配達用トラックの約3分の1に、粒子状物質フィルターを取り付け、超低硫黄のディーゼル燃料に切り替える。EPAとフェデックス運輸は、エンジンと燃料の改良により、粒子状物質、炭化水素、一酸化炭素の排出を約90%削減できると見込んでいる。【EPA】