一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 学校の立地が大気汚染に及ぼす影響を明らかに
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.10.27 【情報源】アメリカ/2003.10.09 発表
EPAは10月8日、「通学および学校立地の環境上の影響(Travel and Environmental Implications of School Siting)」という調査報告書を公表した。これは、学校の立地場所や周辺環境、通学方法と、これらの選択が大気汚染物質の排出に及ぼす影響との関係を実証的に検証した初めての調査である。この調査によると、学校の近くに住む学生や、歩行者に配慮した環境の中を通学することのできる学生は、徒歩や自転車を利用すること、学校の立地地点によって通学方法が変化し、大気汚染物質の排出に影響することなどが明らかになった。地域コミュニティーが教育や環境に関する意思決定を行う際に、この調査結果は重要な情報となる。【EPA】