一般財団法人環境イノベーション情報機構
水路式水力発電所に関する所見を発表
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2003.10.10 【情報源】ドイツ/2003.09.24 発表
ドイツ連邦環境省から委託を受けたコンサルタント会社「Fichtner」(在シュツットガルト)が、報告書「再生可能エネルギー法における大型水路式水力発電所への考慮についての所見」を作成した。これは、再生可能エネルギー法の枠組みの中で、水路式大型水力発電所の役割を評価したものである。これによると、既存の水路式大型水力発電所の拡張により、追加的に約240MWの電力が生産出来るポテンシャルがあるという。また、今後10年間で、このポテンシャルの半分が実現すると、年間約40万トンのCO2を削減できるという。現在、再生可能エネルギー法は改正を審議中であるが、水路式水力発電所の規模が一つの論点となっている。【ドイツ連邦環境省】