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環境ニュース[海外]

EPA ブラウンフィールド再生に3800万ドル

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2001.05.02 【情報源】アメリカ/2001.04.20 発表

 EPAのホイットマン長官は20日、ワシントン州北東部で行われた式典において、コロンビア特別区に対し、ブラウンフィールド(訳注:土壌汚染などによって放棄されている産業・商業用地などを指す)の汚染状況の評価を支援するパイロット事業として、10万ドル(1200万円)を提供すると発表。併せて、ブラウンフィールドの評価および浄化のために、全米の90を超えるコミュニティに対し、総額3800万ドル(45億6000万円)の資金を提供することを公表した。
 ホイットマン長官は、こうした補助によって州、地方自治体、コミュニティ・グループ及び民間の投資家・開発業者との間にパートナーシップが生まれ、雇用が創出され、事業が実施されていると評価。「1993年にスタートして以来、ブラウンフィールド・プログラムによって、1億6200万ドル(194億4000万円)の資金が付与され、29億円(3480億円)の投資が行われ、1万1000人分の雇用が創出された」と述べた。
 
 この日公表された3800万ドルの内訳は以下のとおり。
ブラウンフィールド評価パイロット補助 新規36件分 約700万ドル(8億4000万円)
ブラウンフィールド評価の継続・拡充  既存分 500万ドル(6億円)
ブラウンフィールド浄化回転融資基金パイロット事業 46コミュニティ分 2600万ドル(31億2000万円)
 
 ブラウンフィールドに関する情報は、www.epa.gov/brownfieldsで入手可能。【EPA】

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