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環境ニュース[海外]

デポジット制度の中間報告

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2003.09.30 【情報源】ドイツ/2003.09.12 発表

 9月12日、ドイツのトリッティン環境大臣は、2003年1月1日から導入されたデポジット制度の成果について中間報告を行った。これによると、ワンウェイ容器入りの飲料を購入した店舗でしか、デポジット金が返却されない現在の制度に消費者は不便を感じており、これまで約4億ユーロ(520億円)のデポジット金が返却されないままとなっているという。ただし、10月1日以降は、全国共通のデポジット金返却制度が導入される予定である。 また、デポジットの対象とならない、リターナブル容器入りの飲料だけを取り扱う小売業者もおり、リターナブル容器の利用率も50.2%(2002年12月)から59.2%(2003年6月)に上昇している。リターナブル容器の需要が増加したことにより、約1万4000人分の新たな雇用も創出された。【ドイツ連邦環境省】

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